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クワトロン(4原色)の原理

2010/06/14
category - 未分類
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最近、シャープがクワトロンを出している。ところが、それをテレビで、3原色より4原色の方が明るくていいんですよ、などとバカな紹介をしていた。たぶん電気屋などでも、店員はこんな調子なのだろう。もったいない。

光の3原色はRGBだ。黄色はRGの混光で表現している。ところが、光を足したら明るくなってしまう。それで、これまで暗い黄色が表現できなかったのだ。独立黄色発光を加えた4原色にすると、ヒマワリのような濃色の黄色やサックスのような陰影のある金色が表現できる。また、南洋の海のような明るいエメラルドグリーンを表現しようにも、これまでは、森の緑と同様のGの全開放より明るくはできなかった。ところが、黄色と青色と相殺させて足すと、この領域も大きく拡張できる。

つまり、クワトロンは、従来のRGBより暗黄色と明緑色に強い。だが、この技術、日本では受けないかもしれない。というのも、日本人は赤領域や暗緑色には強いが、暗黄色は無頓着だからだ。一方、ヨーロッパ人は暗黄色を相当細かく見分けることができる。エンジニアの連中は、純粋な光学的問題だけでなく、こういう人種差や文化差についても知っておくとよい。
                                 
                                      

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