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LA LA LAND の大ヒット

2016/12/20
category - 未分類
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『フローズン(アナと雪の女王)』のあと、米国映画は冴えなかった。ところが、この夏あたりから、この『ラ・ラ・ランド』の評判がかなり広まってきてきた。そして、12月、公開とともに大ヒット。来年には日本にも入ってくるだろうが、本来はあくまでクリスマス映画だ。

ミュージカル、それも全曲がオリジナル。ラ・ラのLAは、ロサンジェルスにほかならない。グリフィス天文台など、やたらロケーションがきれい。でも、フレッド・アステアの時代のようなダンス満載。曲がジャズでなければ、やたら彩度が高く、まるでボリウッド映画のようだ。だが、もっとも影響を受けているのは、まちがいなく『ロッシュフォールの恋人たち』だろう。ジャジーな処理にオマージュが多く見いだされる。

主人公は、女優を夢見るスタジオのコーヒー係、ミア。一方は、クリスマスソングをジャズってクビになったセバスチャン。出会って、別れて、五年後、再会。しかし、そのときには、それぞれの人生を生きている、という、ストーリーも、ミュージカル『シェルブールの雨傘』なみの、おっそろしくクリシエ(陳腐)。こんなの、ボリウッドでもやらんくらいの、おもいっきり単純直球勝負。

だが、とにかくバカ当たりしている。日本では、かつての名作児童文学設定てんこもりの『キャンディキャンディ』同様に、ライトノベル系の設定を寄せ集めたみたいな、やたらややこしいのが当たったが、そういうややこしい方が古くさいのかもしれない。ウラになにがあるのか、わけのわからないヒラリーより、見た目どおりのトランプが当選するように、保守回帰の傾向がはっきり出てきている。再会したって、絶対、恋愛より家族だ。不倫もよろめきも無い。

フランス革命以来、やたら自由でなんでもありが進歩的で、そうでないやつは「遅れている」「学習できないバカ」であるかのような風潮が世界を「支配」し、「抑圧」してきたが、そういう理念に振り回されている方が自己疎外された意識だけ高い連中で、バカ騒ぎのパーティは終わり、自分の居場所に帰ろう、というのは、ビートルズの末期あたりからずっと底に響いていた。そして、ようやく頭でっかちな進歩主義の支配と抑圧が壊れようとしているのかもしれない。
                                 
                                      

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