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速読は時間のムダ

2010/05/09
category - 未分類
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たしかに大量の本を読む。それで、よく、読むのが速いのでしょう、と言われる。違う。ただ、人が寝ている間、酒を飲んでバカ騒ぎをしている間も、本を読んでいるというだけだ。

ジュネットが発見したように、読書の効用は、現実の時間の中に、別の時間を生み出すことだ。本は、人生を倍にする。しかし、速読で正確に内容を把握しても、読んだことにはならない。ガダマーやバルトが言うように、読書は対話であり、著者や、登場人物たちの世界に対し、自分自身が質問したり、批判したり、首肯したり、また、まったく新たなアイディアを提案したりしてこそ、自分のものとなる。本が人生が豊かにするのは、本に触発されて得た多くの雑念が、読み進む時間の中でゆっくりと熟成するからだ。

生まれてすぐ死んだのでは、生きたと言えない。行ってすぐ帰ってきたのでは、旅をしたとは言えない。コピーマシンのスキャン作業のような読み方は、食べれば食べるほど痩せ細っていく重症の下痢患者のようなものだ。あわてて本を読めば読むほど、人生の時間の方を失っていく。速読する暇があるなら、同じ本を繰り返し読む方がはるかにましだ。

                                 
                                      

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