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天川屋義平は男でござる!

2011/06/04
category - 未分類
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 そうそう、昨日は、松竹の歌舞伎鑑賞教室もあった。『仮名手本忠臣蔵』十段目もやる、というので、学内の大劇場に見に行く。それにしても、こんなところに、こんな立派な中劇場があるのはすごい。もっとしょっちゅう公演に使えばいいのに。しかし、松竹の歌舞伎教室なども、かつてはあちこちの学校で年5万人の学生が見たのに、近年は1万人に減ってしまったとか。観劇人口は、もはや危機的だ。

 30分ほど、初心者向けに歌舞伎の説明や立ての実演などがあって、いよいよ天川屋内。松嶋屋の片岡我當、進之介親子。人気の一場のわりに、『忠臣蔵』の討ち入り直前で、流れの勢いを削ぐので、近年は飛ばされてしまうことが多い。我當は、前にもやっているはずなのだが、年なのか、動きもセリフも回りが悪い。が、その抑え気味の雰囲気が、かえって内に堅い信念を秘めた人物としての重みになっている。コメディリリーフとして嫌われ役の義父、了竹を演じる片岡當十郎が軽妙でうまい。その娘おそのは上村吉弥。芯の入った奥方が浮かび上がる。子役もなかなか。これで舞台の世界がぎゅっと締まった。

 とはいえ、わずか45分。硬軟取り混ぜた、歌舞伎としてバランスの良い一場とはいえ、せっかく劇場が暖まってきたところで、やや食い足りない。役者自身がその舞台を最期に本気で死ぬ覚悟がないと、観劇人口はさらに減るよ。
                                 
                                      

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