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鬼の存在意義

2010/12/10
category - 未分類
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 リオンくんが出頭した。うちの子は、エビ蔵さんは、夜、ちゃんとすぐに寝なかったから、タコ蔵にされちゃったんだね、道路やお店の中で騒いでいる子は、みんなリオンくんに食べられちゃうんだよ、という正しい理解をした。というわけで、以後、そんなことをしていると、リオンくんが来るよ、というセリフが、家中を震え上がらせている。ジャイケル・マクソンの「スリラー」といっしょこたになってしまったせいか、もはや夜中に汗いっぱいになって大声で泣いて起きてしまうほど、リオンくんは恐ろしい。

 昔は、まともな人は、夜の街や芸能界などうろうろしたりしなかったものだ。そういうところには、鬼が住んでいるのを知っていた。ところが、近年、暴力団退治だかなんだかで、ふつうの人が図に乗って、それこそチンピラまがいのことを平気でするようになった。しかし、どんなものごとでも、やりすぎれば、その扉のすぐ向こうからリオンくんがやってくるものだ。

 それにしても、『オーラの泉』はすごいな。ちょっと霊感の喰い過ぎ、などと、バカにしていたが、まんまじゃないか。ほんとうに3年前に、きょうの日のことが見えているかのようだ。べつにオカルトなど信奉したりはしていないが、心の中に、鬼を恐れ、神を畏れる余地は残しておくべきだと思う。
                                 
                                      

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