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成城学園の合同クラス会

2017/07/06
category - 未分類
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 地方だ、海外だ、と、東京を離れて、もう何年になるやら。成城学園が百周年とかで、中高校舎も新しくなり、合同クラス会があったとか。行かれなかったが、写真だけ頂いた。京大の石川くんは、まめに顔を出しているようで、えらいなぁと思う。親しかった渡辺くんも、学内に残って、ずいぶん偉くなった。そのほかにも懐かしい顔が並んでいる。が、みな老けたな。

 もともと成城生まれの成城育ち。というより、百年前に成城学園ができたから、母方の祖父が本所深川から、父方の祖父が海外から成城に越してきた。その縁で両親も出会ったのだし、大学時代の数多い恩師方々まで、やたら成城玉川絡み。私学、とくに成城のようなところは、だれだれのお友達の息子さんのなんとか、というように、人間がつながっている。もっとも一時は、成城と玉川の分裂騒ぎで大変だったらしいが。

 街も変わった。成城憲章で、生垣しかつくらない、とされていたのに、いつの間にか高い壁だらけになった。それも、いまやかつての一件が四件、五件に割られ、ところによっては数十件の高級マンションになっている。googleストリートで街並みを見ても、どこがどこだか、もうわからないところだらけ。ここは俳優の○○さん、ここはヤクザの××さん、なんていう目立つ豪邸もあったが、いまはさらに派手な家になっている。いったいだれが住んでいるのやら。

 あの街で、知っている人で生きている人の方がもう少ない。隣近所すら、まったくもうわからない。こうして学校の建物もピカピカに変わり、教室の窓から見えた景色に面影も無い。近ければ、自分のところの子供たちも成城にお世話になりたいと思ったが、東京に戻る予定も無く、戻るところも無い。いまいるところも、悪くない。いや、バブルで昔の成城の街の気風が失われてしまった今となっては、いまいるところの方が成城っぽいかも。

 結局のところ、自分の知っている成城の街、成城の学校は、現実にはもうどこにも無い。学友たちもみな、こうして老けていく。私もきっと老けたのだろう。