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曜変天目茶碗の真贋

2017/03/01
category - 未分類
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 あんなん、見るからに化学塗料なんか使ってないだろ。真贋はともかく、見てわからんのなら、専門家だかなんだか知らないが、売名とのそしりを受けても仕方あるまい。

 それより、その自称専門家とやらの方が、茶碗よりはるかに、うさんくさい。そもそも、曜変を自分で作っている、なんていうこと自体、どうなの? たとえほんとうにできたとしても、そんなピカピカのもの、絶対にホンモノとは言われえない、ということがわからないくらい、茶碗のドシロウトと言わざるをえない。

 そりゃもちろん、あれは最高傑作とは言いがたい。もし贋作なら、あえてのあれだろうから、かなり手が込んでいるし、むしろ贋作としての良いセンスを感じる。茶碗の美しさ、というのは、ものもさることながら、来歴も含めてのこと。来歴も無いものを物理的に作っても、そんなものは美しくもなんともない。逆に、たとえ贋作としても、贋作なりのみごとな来歴があれば、それはそれで美しい。

 そもそも、最近、なんでもだれでも「専門家」を名乗りすぎ。いったん死んで、死にきって、その灰から生まれ出てくるようなキャリアも無しに、長年、やってる、というだけで、専門家になれるなら、苦労は無い。茶碗も、火をくぐり、年月を経て、枯れて忘れられてなお、輝きを失わないとき、それがホンモノ。人間も同じ。